「令和6年の住宅選び:木造の心地よさとRCの安心、どちらを選ぶ?」

日本人が家を建てるときは、ほぼほぼ皆さん木造住宅を思い浮かべるという事実。

2024年2月2日、内閣府からの興味深い報告がありました。令和5年10月のデータに基づくこの報告は、日本人の住宅に対する深い思いと、防災に関する意識の現状を示しています。

伝統か安全か、日本人の心は揺れる

  • 木造住宅を好む人は約48%。
  • ツーバイフォーなどの木造は約18%。
  • RCや鉄骨など非木造住宅は約24%。

地域による好みの分布も明確です。地方では木造住宅への愛着が強い一方で、大都市では非木造の安全性を求める声が大きいことがわかりました。とはいえ、木造/ツーバイのどちらも木造と考えれば、実に7割近い人が木造を好むのですね。生まれ育った実家が木造とか、祖父母のお家が木造など、家は木造というイメージが強いのでしょう。確かに日本に根付いた文化です。香りや肌触りは「木」が良いと実感します。

若者は新しさを、年配は伝統を

  • 18~29歳では非木造住宅への関心が相対的に高く、約20%がこの選択。これも興味深いデータです。マンション育ちが多いからでしょうか。
  • 70歳以上では、70%近くが伝統的な木造住宅を好む。これは分かりやすいデータですね。

若者は最新の技術やデザインを重視し、高齢者は伝統的な住まいを重んじる傾向があることを示しているとも言えるかも知れません。

住宅選びで最も重視されるのは「耐久性」と「品質」

  • 全体の約76%が品質や耐久性を最優先事項と回答。
  • 健康に配慮した材料の使用を重視するのは約58%。

特に中都市では健康に配慮した材料を求める声が高く、女性はこの傾向が顕著です。

木造住宅の魅力は「ぬくもり」と「落ち着き」

  • 木材の「ぬくもり」を感じることができると回答したのは約63%。
  • 「落ち着き」を感じるために木材を好むとしたのは約58%。

この数字からも、木造住宅の心地よさが多くの人にとって大切な要素であることがわかります。

このデータを踏まえ、私たちの住宅選びは多様化し、それぞれのライフスタイルや価値観に合わせた多様な選択が可能になっています。木の温もりを愛するものから、地震や火災に強い堅固な家を求めるものまで、日本の住宅市場はあなたの理想を叶えるための選択肢を広げています。

とは言うものの、ご予算も大切なこと。当社の住宅ブランド“UpToMe”は、まず自分の邸宅を持つこと。この願いを叶えるために開発された住宅です。実は当社、億を超える超高級住宅を建築して数々の賞を獲っている建設会社なのです。つまり、本物のなかの本物を知り尽くしています。

イメージしてください。高級ホテルのシェフがコストを抑えた質の良い食材を揃えて作る自宅の夕食を。本物を知っているからこそ、最高のお料理に仕上がるのだと思います。

当社は、それを住宅に置き換えて考えています。

このコラムがあなたの「家選び」の一助となれば、木造推しの筆者としてこれ以上の喜びはありません。

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